下の記事の内容についてPioSOLVERでの分析結果です。
各々のレンジはGTOWizerdを採用しています。
まずフロップについて
SBは全レンジチェック
対してBBの戦略はこんな感じ。
BBのレンジの多くでチェックをする。
前レンジでベットにならないのはたぶんこんな理由。
BBの3betレンジが結構広く、SBのコールレンジがそこそこ強いため、フロップ時点でのレンジEQがIPは45.7しかない。そのため俺のハンド強いから~なんて言ってなんでも打つことはできず、ある程度狭く打つことになる。
このCBのフォールドターゲットはミドルポケットおよびAハイKハイ。
これについてくるSBのレンジはワンペア・FD・BDFDになる
今回のBBはTTなのでチェック。
SBがレンジ全体で超有利(EQ:59.8)なため安くベットすることが多い
ショーダウンバリューのあるAハイの多くをチェックに回し、トップペア・セカンドペア・OESDあたりでベットする
対するBBは安いベットのため、レンジの多くでディフェンスしなければならない
そしてコール頻度100%となる純粋戦略をとるハンドが結構少ない。
ダイヤのないAJ/ドローのないTまたはJのワンペア。
ほかのハンドはコールとレイズの混合戦略。結構レイズ寄り。ちなみにこのレイズに対してSBがフォールドすハンドはほとんどない
リバーでラグの2c。ターンでレイズをされており、BBがポラーなレンジを構築しているかと思ったらなんとハンドの半分ほどでドンクベットを採用。
理由としてはおそらくBB側にもマージナルなレンジが残ってしまっているの原因だと思われる。
このドンクベットのバリューターゲットが2ndペアやTPWKになり、ブラフターゲットがAハイや8のペア(特にダイヤ持ち)あたり。
TPGK/ツーペア/オーバーペア/セットをバリューレイズ。ブラフにAcQx/Xc9cが選ばれる。
ブラフハンドの選出理由は、ターゲットが2ndペアになるためである。
SBのレンジにあるXTのハンドはスーテッドしかいないため、ナッツをブロックしているQor9とレイズに対してフォールドするハンドを抑えてなく、レイズにコールされるAJsのコンボを減らしているAcがブラフに選ばれる。
Adだと相手のAJのコンボを減らせていないからブラフハンドに選ばれない。逆にAdKdなんかは相手のブラフドンクをブロックしていないため、ブラフキャッチのハンドとして向いている。
とまあこんな感じでした。
実践ではターンでTTをコール止めにしてしまっってしっかりとバリューを稼げませんでした。IPでレイズする最近わかんないですよね。よくSBvsBTNやらSBvsCOとかでsolverを回すと、IP側のセットとかをCBに対してコール止めとか結構しがちで、それに引きずられちゃった感じ。とりあえず精進します。
毎日とかはさすがに更新できないけど、細々と気が向いたらまた記事をどんどん書いていくと思うのでよろしくお願いいたします